オーナー様必見!!全国の入居者が選ぶ「人気設備」最新トレンド
2025.11.04 コラム

前回のコラムでは、入居者が敬遠する設備についてご紹介しましたが、
今回は、全国の入居者が選ぶ「人気設備」最新トレンドをご紹介します。
〜空室対策は“設備投資の方向性”で決まる〜
賃貸市場ではここ数年、「立地」「家賃」だけでなく、「設備の充実度」が入居者の最終的な決め手になる傾向が顕著になっています。
全国賃貸住宅新聞の設備ランキングなど各種データを見ても、入居者が求める設備には明確な変化が現れています。
本コラムでは、最新の人気設備とその導入効果を、オーナー様の視点で整理しました。
1. ネット無料は“必須インフラ”に
在宅勤務や動画配信サービスの普及により、「インターネット無料」はもはや当たり前の時代。
特に単身者・学生向け物件では「ネット無料でないと検討対象外」という声も多く、入居促進効果は絶大です。
導入コストは発生しますが、家賃+1,000円前後の上乗せも可能で、費用回収もしやすい設備といえます。
2. 宅配ボックスの導入で共働き・単身層の満足度アップ
ネット通販の利用増加を背景に、宅配ボックスの需要は年々上昇中。
再配達の手間を解消できる点が入居者から高評価を得ています。
アパートでも設置しやすい小型タイプも登場しており、「他物件との差別化」や「防犯面の安心感」にもつながります。
3. セキュリティ設備は“安心”という価値を提供
モニター付きインターホン、防犯カメラ、オートロックなどのセキュリティ設備は、特に女性入居者や学生層からの支持が高い項目です。
これらの設備を整えることで、「安全性の高い物件」というイメージを確立でき、長期入居にもつながります。
4. 水回り設備で生活満足度を底上げ
「追い焚き機能」「浴室乾燥機」「温水洗浄便座」などは、生活の質を左右する人気設備。
特にファミリー層では“家族で快適に使える水回り”が入居決定のポイントになります。
リフォームや入れ替えのタイミングでの導入が効果的です。
5. これからの差別化設備 ― EV充電・スマートロック
EV(電気自動車)の普及に伴い、EV充電設備のある物件は注目度が上昇しています。
また、スマートロックはセキュリティ強化と管理効率の向上を両立できる次世代設備。
新築だけでなく、リノベーション時の導入でも“将来性のある投資”として検討価値があります。
人気設備の導入は一見コストに思えますが、結果として空室期間の短縮・家賃維持・長期入居を実現する「収益アップの手段」です。
地域のターゲット層に合った設備投資を行うことで、競合物件との差を明確にできます。
◆ポイント◆
単身者:ネット無料、宅配ボックス、モニター付きインターホン
ファミリー:追い焚き機能、浴室乾燥機、駐車場環境
築古物件:部分的な設備導入で付加価値をプラス
入居者ニーズは年々変化していますが、共通しているのは「便利・安心・快適」を求める傾向です。
オーナー様にとって、設備投資は空室対策の最前線。
人気設備の導入を上手に活用し、時代に合った魅力ある物件づくりを進めてみてはいかがでしょうか。
アスリートアルファは、リノベーションはもちろん、設備更新工事も可能でございます。
ぜひお気軽にお問合せ・ご相談くださいませ。
